智の木協会活動報告

智の木協会の活動報告ブログです

第1回智の木協会ワークショップレポート

平成21年8月21日金曜日 18時〜19時30分
於:大阪大学中之島センター 7階 講義室2

司会:智の木協会事務局長 小菅 喜昭 氏



開会のご挨拶:智の木協会 副理事長 黒田 錦吾 氏


智の木協会の現在の活動状況、シンポジウム・ワークショップ、ホームページや会員数に関してご説明がありました。今後の活動に関して、皆様のご協力をお願いされました。


講演①有限会社ヒノマルナーセリー 三好 武二 氏   
「プロが語るガーデニングの心得」


座長 智の木協会 副理事長・代表幹事 小林 昭雄 氏        

お父様の植木屋を引き継がれ、40年を植物とともに過ごされてきたプロの視点から
お話をして頂きました。庭に木を植える時の植物の特徴や性質などの詳しいお話がありました。また、天皇の盆栽をご覧になったお話など、プロならではの経験を教えて頂きました。


智の木協会ホームページのご説明
智の木協会事務主幹 川上先生より智の木協会のホームページのご説明がありました。
8月 月間のアクセス数は約1,000件で、智の木協会のホームページも大きく広がっている状況のご説明を頂きました。


講演②染司 よしおか 吉岡 幸雄 氏 
「京都伝統工芸 草木染を語る」

 座長 智の木協会 理事長 豊田 政男 氏

染司5代目を継承されてから、古代の文献を調べ、昔の人々の染色技術のすばらしさを現代に復活されているお話を頂きました。日本古来の染料を使い古の人の色彩感覚なども取り入れ、有名な社寺の染物や色紙を依頼されておられます。東大寺二月堂の花を作り上げることを例にしてベニバナ染めの工程をビデオでご説明頂き大変な手間をかけてじっくりと染めを仕上げられていることを教えて頂きました。

閉会のご挨拶:智の木協会 理事長 豊田 政男 氏         

智の木協会の「智」という漢字は「知」と「曰(いわく)」から 出来たものと考えたく、智の木協会は,知恵を発信していきたいなどのお話頂き、今後の智の木協会の活動に皆様のご協力をお願いし、智の木協会の発展を支えて頂くようお願いされました。


コメント
当日8月21日金曜日は天候が良く、夕方から開催いたしましたワークショップには理事長 豊田政男氏、副理事長 黒田 錦吾氏(コクヨ株式会社)、をはじめ、企画通りおよそ50名の方々がご参加くださいました。
三好氏・吉岡氏の講演とも評判が良く、アットホームなワークショップになりました。
大阪大学中之島センターの施設もアクセス・設備などが良いとご好評を頂きました。